つい振り込みを忘れてしまう「うっかり延滞」は案外多いもの。

特に,入居したばかりの方だとつい忘れてしまっていたり,今回分は初期費用に含まれているものと勘違いしていたなどという理由で入金が漏れることは決して珍しいことではありません。

また,大家さんとしてもうっかり忘れたという方に対して厳しく言う気にはならないでしょう。

しかし,そこに付け込んで「振り込みに行くのを忘れた」「仕事で振込に行く時間がない」などと言いながら家賃延滞を繰り返す入居者もいますから要注意です。

経験則上,上記のような理由での滞納を2度3度繰り返す人は,本当の滞納理由は別のところにあります。

例えば,毎月5日給料日の方が,以前までは当月分の給料から遅れずに家賃を支払っていた(27日支払)ものを経済事情の悪化から次月に持ち越すようになってしまっているというような状況は良くある例です。

このような場合,うっかり延滞だからと見逃していると,「ここの大家はちょっとぐらい遅らせても大丈夫」と思われてしまい,長期滞納に繋がるということがあります。

こうした状況を防ぐためには,初回のうっかり延滞の際に,以後も同様のことが起こった場合は自動送金の手続きを取って欲しいと伝えておくことです。

銀行で自動送金の手続きを取ってもらえば以後は毎月決まった日に送金されることになりますからうっかり忘れたということはありえません。

こうして,うっかり延滞だと言い訳されることへの予防線を張ることが出来ます。